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連載コラム もはや「ゆとり」ではない 第1回 来年度から負担増!! センター理科

現在の高校3年生までと、現在の高2・高1との間では、

学習指導要領の改訂により、理科科目と数学の、高校での履修内容が大きく変化しています。

物理を例に挙げると、

「従来の物理I・IIの内容を再編成して、物理基礎(2単位)と物理(4単位)にする」という事が起きています。

既に、大垣市内の普通科高校では、1年次に「物理基礎」「化学基礎」を履修し、

2年文系で「化学基礎」を履修、または、2年理系で「化学基礎」かつ「物理(4単位科目)または生物(4単位科目)」を履修している事と思います。

 

この改訂が、大学受験にもたらす影響は、極めて大きいと考えます。

 

現行のセンター試験「理科」は、「物理I・化学I・生物I・地学I または 理科総合A・B」の中から、

文系学部なら1科目、理系学部なら2科目を選択するのが通例でした。

 

ハッキリ言えば、現行のセンター理科は、高2までの履修内容さえ完璧にすれば、高得点がとれる科目です。

文系なら、とりあえず1科目(生物が多いと思います)をセンター試験に向けて極める。

理系なら、国公立2次に向けた勉強をする途中段階として、物理・化学のセンター試験慣れをする程度で良かったのです。

 

一方、来年からのセンター試験は、理科の科目選択が全く変わります。

「化学基礎・生物基礎・物理基礎・地学基礎(2単位科目) 各50点30分解答」と、

「化学・生物・物理・地学(4単位科目) 各100点60分解答」と、8区分に分かれます。

*「科学と人間生活」は、センター試験の出題対象外です。

 

国公立大学の文系学部の場合、

「基礎科目2つを選択し、60分100点の配点」または「4単位科目を一つ選択し、60分100点の配点」 を指定することが、

また、一部の経済学部や、文理中間学部からは、「4単位科目を一つ選択し、60分100点の配点」 を指定することが、条件とされています。

 

つまり、現行では、理科1科目で良かったが、来年度からは、2科目必要。

基礎科目は、現行の理科内容より簡単だと言えますが、広く浅くの学習を要求されます。

または、生物に特化すると仮定しても、センター試験で生物I・IIの内容が出題されるので、

逆に、かなり知識と経験を積んで、センターに望む必要があります。

国公立大学の理系学部の場合、

「基礎科目2つを選択し、60分100点の配点 かつ、4単位科目を一つ選択し、60分100点の配点 合計120分200点」

「または、4単位科目を二つ選択し、120分200点の配点」を指定することが、各大学から既に発表されています。

 

つまり、現行では、物理I・化学Iの2科目で受験する大学は、

来年度からは、物理II・化学IIの内容を含んでいる、「物理・化学」の2科目必要。

または、物理II内容を含む「物理」を選択し、「化学基礎」「物理基礎」を選択することになります。

(一部大学では、物理基礎・物理の様な、同一科目の重複を認める)

 

また、国公立大学の医学部医学科の場合、

「4単位科目は生物を選択し、60分100点の配点 かつ、生物基礎以外の基礎科目二つ選択し、60分100点の配点 合計120分200点」

なお、2次試験で物理・化学を試験に課す。という大学もあります。

結局の所、来年度からは、

医学科に行くためには、現行の「生物I・II」「化学I・II」「物理I・II」すべてが必要になります。

 

いずれにせよ、文系・理系を問わず、制度改正により、負担が大きくなる事を理解し、

志望大学の理科の条件早くから把握し、理科の基礎習得に取り組む必要があります。

 

 

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